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カイジに出てくるギャンブルの種類 その1 その2 その3 その4
ギャンブラーな貴方へ

    「カイジ2~人生奪回ゲーム~」

    「カイジ2~人生奪回ゲーム~」は2011年11月5日に公開されました。前作はの「カイジ 人生逆転ゲーム」の公開は2009年10月10日だったので、約2年ぶりの続編です。続編のカイジ2のキャッチコピーは「おかえり、クズの皆様。「ダマして、奪え、俺たちの未来を取り戻せ。」です。

    キャストは前回と引き続き、伊藤カイジに藤原達也、因縁のライバル利根川幸雄に香川照之。そして前作のラストに登場した石田裕美に吉高由里子です。そして今回は、アクの強いキャラ坂崎孝太郎に生瀬勝久、さらに勝つためには他人を蹴落とすのは当たり前という一条聖也に伊勢谷友介というキャストになっています。このカイジ2~人生奪回ゲームは、福本信行原作の人気コミックの映画化で、映画化では続編となる第2弾ですが、原作の「欲望の沼」が元になっています。

    脚本には原作者の福本信行も参加して、共同執筆しています。「チンチロ」「沼」編をベースにしていますが、ストーリーは原作を大幅にアレンジしています。さらに、オリジナルギャンブルの「姫と奴隷」が福本信行の発案によって追加されました。カイジ2の本編に登場した沼パチンコは、パチンコカイジシリーズを販売しているパチンコメーカーの高尾が製作協力をしています。

    あらすじ

    序章 一条聖也(伊勢谷友介)と 伊藤カイジ(藤原竜也)

     映画は、ざわ・・ざわ・・・と福本特徴の音からスタートします。場面は、帝愛の会議が開かれている状況です。そして、闇カジノの支配人として一条聖也を会長の兵頭は紹介しています。一条聖也は、鉄骨を渡り切った男です。鉄骨を過去に渡りきることが出来たのは、伊藤カイジと一条聖也の二人だけです。鉄骨を渡り切った男、一条が、"鉄骨渡り"の現場にやって来ました。

    地下の工事現場の場面になります。伊藤カイジは、またもや地下に舞い戻ってしまったのでありました。班長の大槻太郎は、カイジを歓迎します。どうして歓迎するのでしょう。それは、かもになるカイジがネギを背負って来たからにほかなりません。「チンチロリン」で、地下労働者から班長の大槻は、労働者のわずかな"ペリカ"(地下通貨)を巻き上げていたのでした。

    カイジは「チンチロリン」で、大勝負に出たのでした。カイジの大勝負に、せせら笑う大槻でしたが、大槻の思惑に反して、地下労働者のみんながカイジに乗って賭けをしました。しかし結果はカイジの負け。でた目は、"456"だったので、親になっている大槻の勝ちです。しかし、カイジはサイコロを大槻から取り上げる行動を取ります。なんとその目は"456"しかないイカサマのサイだったのです。ちなみに「4」の反対側の目も、「4」でした。

    カイジがイカサマを見破ったことで、地下労働者はこれまでの負けを取り戻すことができました。そして、労働者が取った行動はなんだったのでしょう。労働者のすべてのお金と自由時間をすべてカイジに託すことを労働者は選びました。そして、地上での自由行動時間は2週間で、腕時計によって表示されます。かつての利根川幸雄の立場にいたのは、地下支配人の黒崎義裕でした。カイジは黒崎から、労働者全員が拠出した109万円を受け取ります。

    第1章 利根川幸雄との再会。闇カジノへ・・・

    場所は新宿。腕時計はカウントダウンを始めていきます。ゼロへ向かっていよいよ始まりました。カイジが目覚めたのは、新宿でした。カイジの所持金は109万円。この所持金から2億円しなくてはいけません。2億円は、全員の借金総額です。この金額を作る為に、それ相当のギャンブルをして2億円を作らなくては、全員を地下から解放することはできません。2億円を作るには、かなりのギャンブルをして、なおかつ勝ち続けて行かなくては2億円んを手にすることは出来ません。

    そこで、ドヤ街にカイジは向かいます。そして、鉄骨渡りをしたあのツインビルも見えてきました。ドヤ街で、カイジは無料宿泊券を手にすることが出来ました。そして偶然にも利根川幸雄と出会うことになりました。一作目で、カイジに"Eカード"で負けたため、利根川は地下送りになっていたのですが、借金4000万円を残して、地上に出て来ていたのでした。

    利根川とカイジは、早速掛け金5万円で、賭け将棋をします。しかし賭け将棋の時に、カイジは宿泊の確認のため呼び出しが行なわれてしまいました。呼び出しの為に、仕方なくカイジは席を外します。そして、カイジが利根川の所に戻ったときには、賭け金5万円と利根川の姿は消えていたのでした。そして、そこに残されていたもの。それは、メモと携帯がありました。そして携帯に利根川から連絡が入ったのです。「金が一挙に儲かるところを教えてやるぞ。そのメモに書かれている住所に行きな。」カイジは言われがままに、メモに残されている住所へと向かいます。カイジが付いたのは、老朽化している建物でした。その老朽化している建物は、帝愛が運営している闇カジノでした。カイジは黒服に案内されながら、カジノへと入っていくのでした。

    闇カジノの中には、パチンコ台が並んでいます。そのオッズは10倍100倍のオッズのパチンコ台です。カイジを初めてのお客だと見抜いた男がカイジに近づいてきます。その男は坂崎孝太郎で、大阪弁風のイントネーションで喋ってきます。坂崎幸太郎が、カイジに教えたのが、"地獄の沼"というモンスター・パチンコでした。このパチンコを攻略したのは、かつてたったの二人しか攻略していません。攻略に成功したのは、帝愛の兵頭と黒崎。この二人だけでした。当然ながら、客寄せのためのインチキで大当たりはしたのあります。

    1玉4000円というレイトです。もう既にその台へつぎ込まれた金額は既に、11億円に相当しています。たった一個の穴、そのジャックスポットに1玉入るだけで、つぎ込まれたお金つまり11億が手に入れることができるのです。そこにひとりの若いサラリーマンがチャレンジをはじめました。サラリーマンは、1000万円を借金してから、その台を打ち始めます。センターに入れるのだけでも難しいのですが、センターに入っていった玉は、三つの受け皿を通過しなければいけません。

    最上段が3個の穴で、中断が4個、最下段が5個です。しかし、それぞれに赤く表示されている穴を通過しないと、それらは全部、無駄玉になってしまいます。最下段の赤く表示された穴に玉が入れば、それは即大当たりになりますが。打っているサラリーマンは、最下段の受け皿まで進むことができるのですが、赤い穴の縁に蹴られてしまいます。いいところまで行くのですが、赤い穴の縁へ蹴られてしまっているので、ただ借金が嵩んでいきます。

    そこで、カイジと坂崎孝太郎は地獄を目撃するのでした。

    第2章 ”沼”に挑戦する坂崎孝太郎

    カイジは坂崎の自宅へ連れていかれました。坂崎の自宅には、"沼"を模したモデルが置いてありました。坂崎は、石田裕美という内通者をカジノに作っています。裕美は、鉄骨から墜落して亡くなったメガネのおっちゃんの実の娘です。

    「帝愛に復讐したい!」と裕美は言います。ただ復習したいという一念で、現在、闇カジノでメイド風のスタイルでドリンク類をサービスする担当として働いています。

    坂崎が考えている"沼"の攻略法は、ふたつあります。攻略法のひとつは、釘の甘い日を選ぶということです。毎日、釘の調整は行われています。内通者の裕美からの情報では、あさって釘が甘く打たれる日になるとのことです。攻略法のもうひとつは、最下段の受け皿の穴の攻略法です。すでに地下に送り込まれたサラリーマンの経験から、最下段の受け皿に絶対に入らないような、そんな構造的な仕掛けがあると坂崎は考えています。

    そこをどのように打ち破り攻略するか。打ち破るには、何らかの工夫をする必要があります。そこで、磁石を使う。ということを坂崎が考え出しました。もし仮に、坂崎が磁石を持ち込んだとしたら、必ずボディ・チェックで引っかかってしまいます。そこで坂崎が考え出したのが、缶ビールに磁石を取り付け、その缶ビールをカイジに持ち込ませる。そしてその缶ビールをドリンクサービス係の裕美に配らせると考えです。

    坂崎は、カードを1000万円買います。そして、2500個の玉を得ました。いよいよ坂崎の”沼”への挑戦がスタートします。そして、坂崎はこの前見たサラリーマンと同じように、惜しいところまでは行くのですが、やはり赤い穴の縁に蹴られてしまいます。そして、玉を追加購入していきますが、ついにお金が尽きてしまいました。わずかな玉を残した段階の時に、坂崎は更新しており、あろうことか、缶ビールを玉を溜めているボックスに落としてしまったのです。

    缶ビールの缶には、磁石が付いています。この細工が、バレてしまったら、大変なことになってしまいます。もちろん、速攻で、地下送りになってしまいます。坂崎は、真っ青になります。玉が一個飛び出しました。その様子を見ていた支配人の一条は、あわてて玉を拾い、ボックスに落ちた缶ビールを取り出します。・・・しかし、缶ビールに玉は付着しなかったのです。裕美が裏切っていたのでした。坂崎に渡したのは、磁石の付いていない缶ビールをを坂崎に渡していたのでした。もちろん坂崎は、すっからかんになりました。

    第3章 姫と奴隷

    カイジは、”沼”の構造を、坂崎とサラリーマンと坂崎の体験を見て、理解することがで出来ました。最下段の赤穴の位置は、相対的に高い位置にあります。もちろん意図的に、台に傾斜を付けているのです。カイジは考えました。台の傾斜さえ変えることことができれば、、必ず勝てるはずです。しかし、すっからかんになった坂崎は、文無しです。この勝負には、最低300万円という先立つお金が必要です。(玉のばら売りはナシ)カイジに託された100万ほどでは勝負することができません。

    カジノに乗り込んで、挑戦したのが"姫と奴隷"です。この”姫と奴隷”は3択問題になっています。ゲートは三つあります。ひとつは"姫"、あとのふたつには"飢えたライオン"が入れられています。"姫"は、モニターで自分がどの檻に入れられているのか確認しています。"姫"は"奴隷"に何番のゲートが正解か。を伝えられる仕組みになっているのですが。”姫”は、本当のことを言うとは限りません。なぜなら、"奴隷"が”飢えたライオン”に食われれば、"姫"の勝ちとなり、姫が300万円を手にすることができるからです。

    まず最初に登場したのが、最初に出てきたあのサラリーマンです。"姫"となっているのは、サラリーマンの恋人でした。サラリーマンは、恋人の教える番号を押します。そこで出てきたのは、飢えたライオンでした。

    その様子を、カイジと坂崎は見ていました。そして、カイジはこのゲームに参加することを宣言しました。そして"姫"になるのは、坂崎とカイジを裏切った裕美です。裕美は、ゲートを"3"と言います。ですが、カイジはなかなか決断することができません。そんなところに現われたのが、利根川幸雄でした。カイジに向かって、「"覚悟"を決めて、さっさと押せ!」とカイジに言い放つのでした。

    実は、ドヤ街で、利根川はカイジに説教していたのでした。「大事なのものは、一に勇気、二に決断、三に覚悟」だと。つまり、利根川はカイジに、"3"が正解だと教えていたのです。カイジは覚悟を決めて、"3"を押します。裕美のゲートが開きます。裕美が"3"と言ったのは、一条の指示で、”3”と言ったのでした。

    カイジは命懸けのゲームに勝ちました。そしてこのゲームに勝ったことで、喉から手が出るほど欲しかった軍資金をようやく手に入れることが出来たのです。

    第4章 チームカイジがカジノで暗躍

    坂崎とカイジとのチームに利根川が参加を表明します。利根川はお金はないのですが、ある計画を進めていたのです。その計画は、カジノのすぐ上の部屋から、時間をかけて床を掘ることを進めているのでした。位置確認のために、床を細かくメッシュに切って、そこから支配人室の一条の部屋へと侵入することが目的です。

    そして、チームカイジに、一度裏切った裕美が再度カイジグループに入ってきます。一度裏切っているのですが、闇カジノ・サイドの情報を得るためには、裕美は不可欠の人物です。坂崎の家がチームカイジの本拠地となっていますが、裕美は掃除などでチームに貢献します。そして、坂崎の部屋に花瓶に花を飾るのでした。

    "釘の締め"と"台の傾斜"が"沼"を攻略するための、鍵となります。そして、いよいよカイジの外出許可の最終日がやってきます。チームカイジのカイジ・坂崎・利根川の3人は、宅配業者の姿に変装します。そして、老朽ビルのカジノへと侵入していくのでした。そして、その三人の様子を支配人である一条は見ていました。

    カジノへと場面は変わります。カイジたちはカジノに乗り込みます。そして、カイジが得た賞金で、まず1000万円のカードを買い、2500個の玉を得ます。台は、毎日、毎日一条が釘の調整をしています。毎日調節をしているにも関わらず、玉はセンターに流れ込んでいきます。そして一条が叫びます。「お前たちのイカサマが分かったぞ!宅配業者に化けて、玉を全部小さい玉に変えたのだっ!」そうです。裕美が花瓶にレコーダーを入れておいたのでした。

    そして、玉の大きさをチェックしますが、いくらチェックしても正常です。利根川がやったのは、パチンコ・ゲージ(釘の間隔を調整するため、先端に玉をつけた棒状の器具)についた玉の大きさを、少しずつ大きなものに換えていたのでした。最初から裕美が裏切ることを予見して、あえて偽情報を流していたのです。

    センターに玉がしっかり集っていくので、三段の受け皿には、どんどんと玉が流れていきます。それから先は、時間とお金の問題だけです。そしてその様子を見ているギャラリー達がが騒ぎ始めます。しかし、玉が尽きてしまいました。坂崎は、帝愛カードで1000万円借金します。しかし、ここで一条が禁じ手となることをしたのです。

    それは、パチンコ台自体に仕込まれている磁石を作動させたのです。パチンコ玉は、ジャックスポットである赤穴を避けるように、おかしく動き始めます。パチンコ玉は、三段の受け皿に溜っていきます。こうなると誰の目から見ても、明らかにイカサマです。帝愛の闇カジノはこのイカサマで、永遠に信頼を失うことになりました。

    そんなイカサマをしてでも、一条はチームカイジに勝たせるわけにはいきません。なぜなら、溜った玉の総額は、いまや13億円に膨れ上がっていたからです。そして、カイジたちにすると、この勝負イカサマだということが分かってはいても、絶対に勝たなくてはいけない大勝負です。

    第5章 ついに”沼”決着

    玉は、どんどんと受け皿にあふれるぐらいに溜ってきています。さらに玉を打ち込んでいけば、玉そのものが行き場を失うので、いやおうなしにジャックスポットに流れ込むはずです。カイジの虎の子の100万円。そして、坂崎の最後お金の200万円をさらにつぎ込みます。それだけつぎ込んでも、ジャックスポットには玉が落ちません。遂に・・万事休すです。

    失望した利根川は、カジノを出て行きます。しかし、その後、カジノ内に万札が舞い上がっります。そうです。利根川が帝愛カードで1000万円を借りて戻ってきたのでした。その様子をみて、散っていったギャラリーも再度、集まってきます。センターに集まった玉は、次々に受け皿へと流れ込んでいきますが、それでもまだジャックスポットには入りません。そして、借りてきた1000万円分の玉が尽きます。

    あと、あと、1000万円があれば。。。そんな中、裕美は今まで沈黙を守っていましたが、この時動きます。裕美が1000万円を借金したのです。裕美が1000万円借りたことで、4人は一蓮托生になりました。この1000万円つぎ込んで、ジャックボックスに入らなければ、もちろん全員地下送り決定です。そして、ついにその時を迎えることになりました。

    最下段に溜った玉は、一挙にジャックスポットになだれ込みます。カイジたちはついに勝ちました。”沼”に勝ったのです。"沼"が光って、大当たりを告げます。一方で、地下送りになったのは、一条聖也です。

    最終章 ふたたび”Eカード”

    カイジ、坂崎、利根川、裕美の4人は、13億円を配分することにします。帝愛から借りた借金を返済しても、坂崎と裕美は、3億円を超える大金を手に入れることになります。利根川も、借金の4000万円を返済しても、3億円近いお金を手にすることにできます。カイジも、地下の仲間たちの全借金を完済しても、1億円以上が残っています。

    そして、利根川が「一勝負しねえか、あの"Eカード"だ」と声をかけます。”Eカード”は利根川がカイジに敗れたゲームです。そして、山の中に入っていき、自動車の中でゲームを始めます。そんな時に、トランクから煙が噴き始めました。カイジは最初は、利根川のイカサマだと考えていましたが、トランクから火が噴出したのを見て慌てます。

    カイジと利根川が、大慌てで自動車から飛び出した後に、自動車は爆破して炎上します。もちろん、ふたりの分配金も燃えてしまいます。「しょうがねえじゃないか。お前から取った5万円は返すよ、その金で解放された地下労働者におごってやれよ」

    居酒屋でカイジたちは仲間たちと乾杯している場面へと変わります。居酒屋で乾杯して飲んでいるカイジ達を見つめる人物がいました。その人物は、利根川です。自動車で炎上して燃えたお金はダミーだったのです。利根川は、カイジの分配金も手に入れていたのでした。